議論する時代

最近、
ひろゆき　や、メンタリストDaigo　など
論破したがる人が多いなぁと思います。

べつに私にとっては悪いことではないです。
あくまでもひとの見解だなぁと聞き流すことができるので。

でも小学生とか中学生とかは
取捨選択できないかもなぁとちょっと思います。

ひとの見解といいましたが
あくまでも「ひとの見解」であることってたくさんありますよね。

この店のラーメンはまずい
この女優の演技はうまい

あくまでもひとの見解です。

肉は食ってはいけない
同性同士の愛は汚い

も、ひとの見解です。

私は、
同性愛者ではありません。
同性愛者のことを否定はしません。
じゃあ同性愛を気持ち悪く思うひとの見解を否定はするでしょうか。
それはしません。
そういうひともいるよね〜〜で終わりです。

私は、ヴィーガンではありません。
ヴィーガンのことを否定もしません。
じゃあヴィーガンとは一緒に暮らせないわぁ〜と感じる人を
怒って懲らしめるでしょうか？
そんなことしません。
そうなんだね〜で終わりです。

私は、
結婚をしたくありません。
結婚はすべきだー！と言われてキレたりはしません。
結婚するなんておかしいー！とキレたりもしません。

子供が好きじゃありません。
子供可愛いじゃーんと言われると、
あ、そういうふうに思う人もいるんだなぁ
と思います。
子供をもつ家庭にピンポンして説教なんてしません。

そういうひともいるよね、と理解されること
「ひとの見解」にできるのはここまでです。
正しい、間違っている　と認められることは
できないのです。

それを勘違いして
誰かに押し付けたり
否定されるとむきになって喧嘩をふっかけてくる。
そんなひとが多いなぁと思います。

そういうひともいるよね〜
と理解される以上のことを求めないでください。

思想は、
戦う道具ではありません。
あくまでも、あなた個人の見解です。